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東海地方とは何県が範囲?東海の地名の由来も紹介!

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日本には「関東」「関西」など、地域を表すさまざまな言い方がありますが、「東海地方」という言葉もよく耳にしますよね。
では、東海地方とは具体的にどの県を指すのか、そして「東海」という名前はどこから来たのでしょうか?
今回は、東海地方の範囲とその地名の由来を、分かりやすく紹介します!


◼︎東海地方に含まれる県はどこ?

東海地方のイラスト

「東海地方」は、一般的に次の4つの県を指します。

  • 愛知県
  • 岐阜県
  • 静岡県
  • 三重県

この4県が、ニュースや天気予報、行政などで「東海地方」と呼ばれるエリアです。
ただし、場合によっては若干の違いがあることもあります。たとえば、三重県は近畿地方に含まれることもありますし、岐阜県は中部地方の「北陸」に分けられることもあります。

補足:東海地方=中部地方の一部

東海地方は日本を8つの地方に分けたときの一つである「中部地方」をさらに細かく3つに分けた地域の一つにあたります。

  • 北陸地方(新潟・富山・石川・福井)
  • 中央高地(長野・山梨)
  • 東海地方(静岡・愛知・岐阜・三重)

つまり、東海地方は中部地方の南側に位置する地域といえるでしょう。


◼︎「東海」という地名の由来とは?

「東海(とうかい)」という名前は、実は古代の日本の行政区分「五畿七道(ごきしちどう)」に由来しています。

五畿七道とは、奈良時代に定められた行政制度で、日本全国を以下のように区分していました。

五畿(都に近い5つの地域)

七道(地方を7つの道で区分)

その「七道」の中に「東海道(とうかいどう)」という区分がありました。
東海道=東の海沿いの道
「東海道」は、「京都から東へ向かい、太平洋沿いを通って関東へ至る道」という意味。
このルート上にあった地域が、いまの「東海地方」にあたります。

ちなみに、三河国(今の愛知)や駿河国(今の静岡)などが「東海道」の一部でした。

つまり「東海地方」という言葉は、古代の東海道にちなんで名づけられた地理的な名称ということ!

◼︎ 東海地方の名物グルメと観光スポットを一挙紹介!

東海地方の主な名物グルメ

  • 愛知県:味噌カツ、ひつまぶし、台湾ラーメン
  • 岐阜県:朴葉味噌(ほおばみそ)、けいちゃん焼き
  • 静岡県:静岡おでん、うなぎ桜、えびのかき揚げ
  • 三重県:伊勢うどん、松阪牛、てこね寿司

東海地方の主な観光スポット

  • 愛知県:名古屋城、犬山城、ジブリパーク
  • 岐阜県:白川郷、高山、下呂温泉
  • 静岡県:富士山、伊豆、熱海温泉
  • 三重県:伊勢神宮、志摩スペイン村、熊野古道



さいごに

東海地方は歴史ある「東海道」に由来し、現在も日本の中心的な役割を担う地域です。
愛知・岐阜・静岡・三重の4県には、美味しい名物グルメと魅力的な観光スポットが盛りだくさん。

ぜひ、あなたも次の旅で東海地方の魅力を再発見してみてくださいね!

当ブログでは、旅行にまつわる疑問などを分かりやすくご紹介しています。ぜひご覧ください。

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