旅行や帰省など長距離移動の際に利用することが多い高速バス。快適に過ごせる座席に座ることができれば、長いバス旅も少しは楽になります。
今回は高速バスの各座の特徴とおすすめの座席をご紹介します!
目次
各座席の特徴《メリットとデメリット》
前ー中間ー後ろ
前席
乗降口に近いため、途中のサービスエリアでの休憩ではスムーズに乗り降りができるため便利です。
また、正面の大きな窓から景色を楽しむことができます。
その一方で、前輪タイヤに近く振動が大きく感じてしまうことがあります。
また、前述のとおり最前列は正面の景色を最も楽しめる一方で、安全上の配慮からシートベルトが3点式となっており、
その他座席の2点式と比べると締め付け感があるため苦しく感じる場合もあります。
中間
中間の座席はタイヤから遠いため、揺れが少なく比較的に酔いにくいメリットがあります。乗り物酔いしやすい人におすすめの座席です。
後席
乗降口が前側にあるため、後席は通路の往来が少なく、落ち着いた環境で過ごすことができます。
休憩時の乗り降りの利便性よりも、車内でゆったり過ごしたいという人におすすめです。
但し、後輪タイヤに近いため、揺れを感じやすく酔いやすい点は注意が必要です。
窓側ー通路側
窓側
窓からの景色を楽しむことができ、また窓や壁にもたれかかることができます。
また、隣の席の人がトイレなどに立つ際には、気を遣わなくて良いメリットがある一方で、
自分が席を立つ際には通路側の人に声を掛けなければならないといったデメリットがあります。
通路側
通路に面しているため、壁と人に挟まれる窓側と比べると閉塞感がありません。
また、席を立つ際には隣の人に声を掛けたりと気を遣うことがない反面、
窓側の人が席を立つ際には道をあける必要があるといった気遣いが必要になります。
結論!あなたにぴったりの座席は?
①景色を楽しみたい人→前席の窓側
②酔いやすい人→中間の席
③ゆったりと過ごしたい人→後席の窓側
私は景色重視のため、座席指定ができる場合はいつも①
【豆知識】高速バスは路線バスよりも座席の位置が高いところにあるのはなぜ?
路線バスに比べて座席の位置が高く、眺めが良い車両が多い高速バス。座席が高い位置にある車両をハイデッカーと呼びます。
英語に由来したものではなく和製漢語で、「デッキ(床)」が「ハイ(高い)」から「ハイデッカー」。
ハイデッカーは座席の位置が高いため見晴らしがよく、また振動が直接座席に届くことがないため、乗り心地が良くなっています。
また、座席の位置が高い分、下に収納スペースができ、多量の荷物を積めるメリットもあることから、ハイデッカーは高速バスで多く採用されています。
さいごに
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