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日本アルプスとは?3つの山脈が何県にあるかや覚え方などを簡単に解説!

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「日本の屋根」と呼ばれる日本アルプス。

今回は日本アルプスがどこにあるかや、構成する3つの山脈などについて簡単に解説します。

◼︎日本アルプスとは

本州の中央部にある北アルプス(飛騨山脈)、中央アルプス(木曽山脈)、

南アルプス(赤石山脈)の3つの山脈の総称です。

最高峰は北岳で、標高は3,193mになります。

飛騨山脈は中部山岳国立公園に、赤石山脈は南アルプス国立公園に指定されているなど、

世界有数の山岳自然環境のエリアです。

ニホンカモシカやホンドオコジョなど高山ならではの生き物が多数生息していて、

そのなかでも日本アルプスの代表的な生き物であり、

ここにしか生息していないニホンライチョウは、神の鳥として多くの人に親しまれています。


◼︎どこにある?何県にある?

山脈のイラスト

富山県、岐阜県、長野県、新潟県、山梨県、静岡県の6県にまたがっており、

山脈ごとでみると以下のとおりです。

◼︎北アルプス(飛驒山脈)

富山県、岐阜県、長野県、新潟県の4県にまたがった山脈で、最高峰は標高3,190mの穂高岳です。

◼︎中央アルプス(木曽山脈)

長野県に位置していて、最高峰は標高2,956mの木曽駒ヶ岳になります。

◼︎南アルプス(赤石山脈)

長野県、山梨県、静岡県の3県にまたがった山脈で、最高峰は標高3,193mの北岳です。

◼︎日本アルプスの由来

1881年に飛騨山脈を調査したイギリス人のウィリアム・ゴーランドが、

ヨーロッパのアルプスに匹敵するとして

「Japanese Alps」と命名したことがこの名前の由来とされています。

ちなみに、ヨーロッパのアルプスは、ヨーロッパ中央部に位置する巨大山脈です。

イタリア、フランス、ドイツ、スイスなど多くの国にまたがっていて、

最高峰は4,810mのモンブランです。

また、日本アルプスは「日本の屋根」とも呼ばれていますが、

「世界の屋根」と呼ばれる山脈がある山脈をご存知でしょうか。

正解はヒマラヤ山脈で、世界最高峰の標高8,848mのエベレストをはじめ、

8,000m級の山々が集まる山脈です。

実は子どもたちの手遊び歌「アルプス一万尺」はヒマラヤ山脈ではなく日本アルプスを歌ったもの!

覚え方

3つの位置の覚えるには、南から『赤い(赤石)木(木曽)が飛(飛騨)んだ』

覚えると覚えやすいでしょう。

また、他にも『左(飛騨)にあるのが飛騨山脈』などもあります。

他にもある!日本のアルプス




日本アルプス以外にもアルプスと呼ばれ親しまれている山々は多数あり、一部をご紹介します。

・東北アルプスー朝日山地、飯豊山地(山形県、福島県、新潟県)

・四国アルプスー剣山〜石鎚山(徳島県・愛媛県・高知県)

・九州アルプスーくじゅう連山、祖母・傾山系、阿蘇山(熊本県、大分県、宮崎県)

さいごに

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