皆さんは「たこの子」をご存知でしょうか?
今回は筆者が北海道旅行で出会った珍味・たこの子(たこまんま)についてご紹介します。
◼︎珍味「たこの子」との出会い
たこの子との出会いは、北海道旅行で地元の人気回転寿司チェーン店「トリトン」に訪れたときのことでした。

大人気の北海道ご当地回転寿司店!
メニュー表を眺めていると軍艦のコーナーに「たこの子」なるメニューが。
・・・「かずのこ」のこと?とは思ったものの、メニュー表には「たこの子」とは別にしっかりと「かずのこ」もありました。
では「かずのこ」と「たけのこ」で作った地元料理があって、「かずのこ」と「たけのこ」の2つの名前をあわせて「たこの子」なのかも?
ですが、メニュー表の画像はどうみても「たけのこ」のそれではありません…どちらかというとイカのウニ和えのようなビジュアルです。

「○○のこ」という文字が多すぎてゲシュタルト崩壊しそう…
正体不明ですが、珍しい一品であることには間違いなさそうなので、注文してみることに!
◼︎これが「たこの子」だ!
注文して間もなく「たこの子」が届きました。
淡い黄色で米粒状の透明な粒々がたくさん。
イカのウニ和えのようなビジュアルに近いですが、より透明で薄い印象。

いざ…実食!
気になるお味は…超濃厚で美味しい!
口にした瞬間、とろ〜っととろけていき、白子のようなねっとりとした濃厚な旨みが広がっていきました。

勇気を出して食べてみてよかった!
◼︎【解説】たこの子の正体
「たこの子」の正体は、ヤナギダコの卵。タコの卵だから「たこの子」という訳だったのです。
卵の形が米粒状であることから、別名「たこまんま」とも呼ばれていたり、卵が集まった状態が藤の花のようであることから「海藤花」と呼ばれることもあります。

生き物の卵なので、卵嚢や卵が集まった状態は気持ち悪いと感じる人も多いかも!?
画像を検索する時は気をつけて!
◼︎どこで食べることができる?
「たこの子」は北海道で獲れますが、基本的には地元で消費されるため、稀に市場や鮮魚店で販売はされているものの、北海道以外で流通することは多くないようです。
そんなレアな「たこの子」ですが、北海道の人気回転寿司チェーン店「トリトン」では常設メニューで提供されているようですので、気になる方は北海道に訪れた際、ぜひ食べてみてください!
さいごに
今回は北海道の珍味「たこの子」についてご紹介しました。
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