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新都心とは?都心や副都心との違いや場所について解説!

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目次

新都心とは?基本的な意味

さいたま新都心や幕張新都心の「新都心」ってどういう意味?

このように「新都心」とは何か疑問に思った方に向けて、新都心の意味や、都心・副都心との違いなどを解説します。

「新都心(しんとしん)」とは、都市計画や再開発の中で新しく整備された都市の中心機能を持つエリアのことを指します。
一般的な「都心(都市の中心部)」に比べ、後から計画的に作られたオフィス街・商業地・行政機関の集積地を意味する場合が多いです。
代表例として「さいたま新都心」や「幕張新都心」があり、首都圏の都市機能を補完する役割を果たしています。

都心・副都心・新都心の違い

都市の中心地を表す言葉には「都心」「副都心」「新都心」があります。それぞれの違いを整理してみましょう。

  • 都心:その都市の中心機能が集中するエリア。東京なら「丸の内・大手町・銀座」など。
  • 副都心:都心を補完する大規模な拠点。東京の場合、「新宿」「渋谷」「池袋」など。
  • 新都心:再開発によって新しく整備された都市の拠点。「さいたま新都心」「幕張新都心」など。

つまり「新都心」とは、従来の都心や副都心の延長線ではなく、新しい都市機能を計画的に担うエリアという位置づけなのです。


新都心はいつできた?誕生の経緯

戦後すぐは「都心=東京丸の内・大手町」への集中が強まり、1960年代から「副都心」(新宿・渋谷・池袋など)の整備が進行しました。
さらに1970年代以降、郊外型の新しい業務拠点を作る流れが生まれ、「新都心」という言葉が行政計画に登場したとされています。

1番最初にできた新都心は?

その後、東京一極集中を緩和するために、国際的な展示会やビジネス拠点を担う目的で1980年代に整備が始まった幕張新都心が1番最初にできた新都心になります。
その後、2000年頃にさいたま新都心ができ、新都心の名が広く浸透していきました。

代表的な新都心の場所

さいたま新都心

埼玉県さいたま市に位置する「さいたま新都心」は、首都圏の業務機能分散のために整備されたエリアです。
官公庁、オフィスビル、大型商業施設「コクーンシティ」、コンサート会場「さいたまスーパーアリーナ」が集まり、ビジネスとエンタメの拠点となっています。


幕張新都心

千葉県千葉市美浜区に広がる「幕張新都心」は、国際展示場「幕張メッセ」や大規模オフィス、ショッピングモール、ホテルが集まるエリアです。
国際会議やイベント開催地としても有名で、東京ディズニーリゾートとも近い立地が魅力です。

イオン本社

ショッピングモール大手のイオン株式会社の本社も幕張新都心に

その他の新都心

その他にも、神奈川県横浜市の横浜みなとみらい21などがあり、また沖縄県の那覇新都心(おもろまち等)など、地方都市にも「新都心」と名のつくエリアがあります。これらはいずれも都市の再開発や新拠点整備の一環として名付けられ、都市機能の分散や活性化を目的としています。

新都心に行くメリットと楽しみ方

新都心エリアは、計画的に整備された街であるため、交通アクセスが良く、商業・宿泊施設も充実しています。
ビジネス出張はもちろん、ライブ・イベント・ショッピング・観光など、多彩な目的で楽しめるのが特徴です。


まとめ:新都心は未来型の都市拠点

新都心とは、再開発により新たに整備された都市機能の拠点であり、都心や副都心とは役割が異なります。
ビジネス・イベント・観光の中心となる新しい都市の顔として、今後ますます注目されるエリアです。

当ブログでは、旅行にまつわる疑問などを分かりやすくご紹介しています。ぜひご覧ください。

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