ラーメンには『醤油』や『塩』、『豚骨』『味噌』と様々なスープがありますが、鳥取県には牛骨でスープの出汁を取るご当地ラーメンがあります。今回は鳥取のご当地ラーメン『牛骨ラーメン』の特徴や起源について解説していきます。
牛骨ラーメンはどんな味?
牛骨による独特の甘みと香りやコラーゲンたっぷりのスープが特徴です。また、麺は中太麺、具はチャーシューやモヤシ、メンマなどが主となっています。
また、ひとえに牛骨ラーメンといえど店により醤油牛骨や塩牛骨など味のバリエーションは様々で、味にパンチを効かせるために豚骨や鶏がらをスープに加える店もあります。
牛骨ラーメンの由来と今後
起源については諸説ありますが、米子市にある満州料理店が牛骨と豚骨をスープに使っていたことが発祥であり、そこから鳥取県中西部に広がっていったとされています。また、現在の鳥取にあたる因幡や伯耆地方は江戸時代から全国有数の牛の生産地であり、質の良い牛骨が手に入りやすい(昔はタダ同然で)環境であったことも関係があると考えられています。
そんな牛骨ラーメンですが、提供しているお店は米子市や境港市などの中西部に集中しており、同じ鳥取県でもそれ以外の地域ではお店がほとんどありません。筆者も牛骨ラーメンを食べに鳥取に訪れた際、何も知らずに鳥取市でお店を探しまわったものの見つけられなかった経験があります。(最終的には米子市に移動して無事食べることができました。)
現在、鳥取県米子市では2022年9月に市内27店舗が手を取り合い、牛骨ラーメンのブランドを確立し全国に広めることを目的とした『米子牛骨ラーメン同盟』(同盟公式HP)を結成するなど、牛骨ラーメンの普及に向けた活動が行われています。将来、鳥取を中心に全国各地で美味しい牛骨ラーメンを食べることができる日がくることを期待しています。
牛骨ラーメンおすすめ3店をご紹介
最後に筆者がおすすめする牛骨ラーメンのお店を2店舗ご紹介します。
満州味 住所:鳥取県米子市西福原9-21-15
前述の【牛骨ラーメンの由来と今後】の中でふれた『米子市にある満州料理店』とはこの満州味のことで、牛骨ラーメンの元祖とされる老舗のお店です。スープはベースの牛骨に加えて豚骨なども使用しているため、牛骨のみのスープと比べてマイルドで食べやすい点が人気の理由の一つ。麺は中太のストレート麺です。
香味徳 住所:鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1979
こちらも歴史あるお店で、鳥取県東伯郡にて1949年に創業。優しい味わいのスープとちぢれ麺の相性が抜群で、チャーシューは豚肉ではなく牛肉を使用。牛骨の旨味がでたスープをご飯に混ぜて「ジャブジャブ」食べる食べ方が人気。海外にも出店しています。
お家で気軽に食べたい方に!
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さいごに
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