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一戸から九戸の由来や読み方・四戸がない理由を簡単に解説!

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青森県と岩手県には「青森県八戸市」など四戸を除く一戸から九戸という地名が存在します。

今回はこの一戸から九戸の地名の由来について簡単にご紹介していきます。


◼︎「八戸」の読み方

「八戸」=「はちのへ」と読みます。

また、一戸から九戸までの読み方は以下のとおりです。

・「一戸」=「いちのへ」

・「二戸」=「にのへ」

・「三戸」=「さんのへ」

・「五戸」=「ごのへ」

・「六戸」=「ろくのへ」

・「七戸」=「しちのへ」

・「八戸」=「はちのへ」

・「九戸」=「くのへ」

「戸」がつく由来

一戸から九戸まで戸がつく地域は、平安時代後期頃に置かれた「糠部郡(ぬかのぶぐん)」と呼ばれる地域になります。

この郡をさらに9つの地区に分けたものが「戸(へ)」であり、例えば八戸なら8番目の戸ということを意味しています。

「戸」の意味については、牧場の木戸に由来する説や、朝廷から派遣された兵が駐留した拠点「柵戸」に由来する説などがあります。


なぜ四戸はない?

一戸から九戸まであるなかで、なぜ四戸だけがないのでしょうか。

実はかつて四戸は存在したものの、四戸があった地域を支配していた櫛引氏が「九戸の乱」で滅亡したことにより、

四戸の地も分割され消滅したのではないかとされています。

◼︎一戸から九戸の街をご紹介!

一戸・・・岩手県二戸郡一戸町(いちのへまち)

標高668m、約500ヘクタールにも及ぶ広大な牧草地で、牧歌的な風景が広がる高森高原があります。

一戸町役場公式サイト

ニ戸・・・岩手県ニ戸市(にのへし)

漆の生産日本一で日光東照宮など世界遺産などの修理・重複にも使用されています。

ニ戸市役所公式サイト

三戸・・・青森県三戸郡三戸町(さんのへまち)

絵本「11ぴきのねこ」の著者「馬場のぼる」さんの生まれた地。

街の各所に11ぴきのねこの銅像が設置されています。

三戸町役場公式サイト

五戸・・・青森県三戸郡五戸町(ごのへまち)

江戸時代、幕府直下の牧場を所有していた五戸町には「ごのへ三大肉」と呼ばれる高品質なお肉があります。

五戸町役場公式サイト

六戸・・・青森県上北郡六戸町(ろくのへまち)

野菜の生産が盛んで、特産品の「大玉にんにく」はが直径7センチメートル、重さ130グラム以上の大きさ。

六戸町役場公式サイト

七戸・・・青森県上北郡七戸町(しちのへまち)

青森市と八戸市のほぼ中間に位置し、交通アクセスが抜群。六戸町と同様に野菜の生産が盛ん。

七戸町役場公式サイト

八戸・・・青森県八戸市(はちのへし)

青森県で青森市に次ぐ人口を有する中核都市。八戸せんべい汁やいちご煮などのご当地グルメがあります。

八戸市役所公式サイト

九戸・・・岩手県九戸郡九戸村(くのへむら)

戦国武将「九戸政実」が生まれた地。

また、砂糖の200倍の甘さでありながら低カロリーという不思議なお茶「甘茶」の国内有数の産地でもあります。

九戸村役場公式サイト

どの街にもそれぞれ特産品など特色があります。一戸町から九戸村まで全ての街を巡ってみるのも楽しいかもしれません。


さいごに

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