2024年3月16日に北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業し、更なる賑わいをみせる北陸地方。
今回は北陸地方がどこにあるかや何県があるかについて解説します。
◼︎北陸地方はどこにある?
北陸地方は本州の中心に位置する中部地方の日本海側に面した地域の名称になります。
西端の新潟県から東端の福井県まで東西におよそ400kmあり、面積は25,205.6㎡、
人口は2024年9月時点での推計人口で493.5万人の地方になります。
北陸地方の特徴
豪雪地帯が多く雪国として知られており、
豊富な雪解け水を利用したコシヒカリなどの稲作が盛んです。
雪による恩恵がある一方で、冬の間は積雪により農作物を育てることが難しいため、
古くから副業として織物や金物、漆を使って作る漆器などの伝統工芸品作りが行われ、
金沢箔など北陸の伝統工芸品は現在においても高い評価を得ています。
また、海に面しているため漁も盛んで、富山湾で水揚げされる寒ブリは全国的にも有名です。
脂を蓄えた寒ブリの刺身や鰤しゃぶは絶品!
◼︎何県が含まれる?北陸3県とは
先述のとおり北陸地方は中部地方の日本海側に面した地域ですが、
新潟県、富山県、石川県、福井県の4県(北陸4県)を指す場合と、
新潟県を除く3県(北陸3県)を指す場合に分かれています。
どちらかが正しくどちらかが間違っているということではなく、
3県か4県かは用途に応じて分けて用いられています。
北陸地方の代表的な観光スポットやご当地グルメ
北陸地方の代表的な観光スポットやご当地グルメをいくつかご紹介します。
1.石川県 「兼六園」
茨城県の偕楽園と岡山県の後楽園とともに「日本三名園」と称される、江戸時代の代表的な庭園で、
国の特別名勝に指定されています。冬の風物詩である雪吊りも見どころの一つです。
兼六園観光協会のHPはこちら
2.石川県 「ひがし茶屋街」
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている風情ある街並みの茶屋街で、
伝統工芸品やスイーツを楽しむことができます。
3.福井県 「永平寺」
曹洞宗の総本山であり、寛元2年(1244年)に道元禅師によって開創された修行道場です。
230枚もの花鳥画が描かれた絵天井は、鯉や獅子、栗鼠の絵を5枚見つけると願いが叶うといわれています。
永平寺公式HPはこちら
4.福井県 「ソースかつ丼」
パン粉で揚げたカツをソースで絡めてご飯にのせた丼物です。
福井市ではかつ丼といえば卵でとじたものではなく、ソースかつが一般的とされています。
5.新潟県 「バスセンターのカレー」
カレールウの消費量が全国トップクラスの新潟県。そんな新潟県民に愛されているカレーが「バスセンターのカレー」です。
その名の通り、バスセンター内にあり立ち食い形式となっています。豚骨スープをベースにスパイスで風味付けした
昔ながらの黄色いカレーは一度食べたらやみつきになります。
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◼︎「北陸」地名の由来
北陸という地名がついた由来は、古代の律令制時代の五畿七道の一つである
「北陸道(ほくろくどう)」に由来しています。
畿内からみて北方に伸びており、現在の北陸4県にあたる
若狭、越前(福井県)、加賀、能登(石川県)、越中(富山県)、越後、佐渡(新潟県)
の7国から構成されていました。
さいごに
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