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「宮島」と「厳島」はどっちが正解?違いや由来など簡単に解説!

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広島の観光地として全国的に有名な「厳島神社」。厳島神社のある島には「宮島」と「厳島」の2つの呼び名がありますが、その違いをご存知でしょうか?

今回は「宮島」と「厳島」2通りの呼び名がある理由や由来についてや、厳島神社がなぜ海の上に建てられたかなどを簡単にご紹介します。


◼︎「宮島」と「厳島」どっちが正解?

実は「宮島」と「厳島」は同じ場所を指しています。
正式な名称は国土地理院が定める「厳島」であるため、「宮島」は通称になります。

「厳島」の「イツク」という言葉の意味「神に仕える」から来ていると考えられています。
また厳島神社のご祭神である「市杵島姫(イチキシマヒメ)」の「イチキシマ」に由来する説もあります。

一方で「宮島」という名称は、「お宮(厳島神社)がある島」ということで厳島神社に参拝する人が増加した
江戸時代から呼ばれるようになったといわれています。

厳島神社と呼ばれるから「厳島」にあるかと思ったら、最寄りの駅名は「宮島口」。
でも地図を見てみたら「厳島」と記載されている…どっちが正解??と混乱しそうですが、
明確な使い分けの定義はなく、2つの地名が併存しています。

◼︎厳島神社はなぜ海の上にあるの?

厳島神社

厳島神社といえば、満潮時には海に浸かり、干潮時にしか歩いて行けない大鳥居が印象的。
ではなぜこの大鳥居は海の上に建てられたのでしょうか?

厳島神社が海の上に建てられたのは、宮島そのものがご神体として崇められていたからです。
島の上に建てると、木を切ったりとご神体を傷つけてしまうことになってしまいます。
そのため、陸上ではなく海の上に建てられました。

ちなみに、日本最大の木造鳥居とされている大鳥居の6本の支柱は、砂浜に埋め込まれているのではなく、
実は置かれているだけ。石や杭などで地固めし、自重で安定するよう工夫が凝らされています。
なお、現在の大鳥居は1875(明治8)年に再建されたものとなり9代目になります。

世界遺産であり「神宿る島」とも呼ばれている厳島神社ぜひ一度訪れてみてください。


さいごに

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