過去に四国一周をした内容を投稿しましたが、そのときに九州から四国への移動に利用したフェリーの感想を今回は紹介していきます。
↓四国一周の投稿はこちら↓
四国一周とても楽しかったです。また行きたいなぁ。
九州から四国への交通事情
九州から四国へ行こうとする場合の交通手段は主に下記の通り。
・電車(新幹線含む)
・車
・高速バス
・飛行機
・フェリー
電車や車だと関門大橋を通って岡山まで行き、岡山から瀬戸大橋を渡って四国・香川に入るといった具合に、本州を経由した大回りルートになってしまいます。
九州–岡山まで新幹線を使えば、快適かつ早く着くことはできますが、お金がかかるし、なんだか面白みがない…
ということで、今回はフェリーの夜行便に乗って四国に行くことにしました。
夜行フェリーに乗るのは初めてのため、フェリーで一泊する。それだけで旅のわくわく感が高まります。
「あかつき丸」について
今回乗船するのは、大分県・別府と愛媛県・八幡浜を結ぶ宇和島運輸フェリーの「あかつき丸」。
「あかつき丸」の就航日は2014年6月。宇和島運輸フェリーの中では、2017年12月に就航した最新の船「あけぼの丸」の次に新しい船です。
日によってどの便にどの船が割り当てられるかは違うため、乗りたい船がある場合は、事前に宇和島運輸の公式HP内にある「配船表」にて確認しておきましょう。
「あかつき丸」乗船記
別府駅からフェリー乗り場へ歩いて移動。
※別府駅からフェリー乗り場へはバスがでていますので、徒歩ではなく、バスの利用をお勧めします。今回は夜行便ということで時間が遅かったためバスがなく、徒歩で向かいました。
途中で別府タワーに遭遇。塔には「アサヒビール」の文字が。
フェリーでビールを飲みながら過ごすのも楽しいかもしれませんが、今回は我慢することにしました。
別府駅を出て40分程でフェリー乗り場に着きました。
フェリー乗り場に着いたら、申込書に必要事項を記入し、窓口に持っていきます。窓口で料金を払ったら、乗船開始のアナウンスがあるまで待ちます。
出港時刻の20分前頃から乗船が可能になります。
乗船開始のアナウンスが流れたら、いよいよ船内へ乗船!
2階には売店コーナーがありましたが、夜遅いため閉まっていました。日中の便であれば、うどんやお菓子などの販売を行っているようです。
3階の様子。
有料のマッサージチェアやラウンジがありました。
こちらが今回利用した2等客室。
枕は無料、毛布は1枚100円で借りることができます。携帯の充電などに使えるコンセントもありました。
2等客室の料金は片道3,150円。往復料金の場合、往復割引で復路便のみ10%割引になります。
ちなみに、客室は全部で3種類あり、今回利用した2等客室の他に、毛布・枕・マットを備えている4〜8人ほどの小部屋タイプの1等客室(相部屋になる可能性あり)。ベッド・ソファー・トイレ・化粧台などを備えた完全個室の特等客室があります。
船は定刻通り、出港時刻の23時50分に出港。出港後は早々に眠りにつく人、何人かで晩酌をする人など、各々が自由に過ごしていました。
私も甲板に出て、遠のいていく九州を眺めながら潮風を少し浴びた後、明日に備えて早々に眠りにつくことにしました。
2等客室の寝心地はネットカフェのフルフラットシートと同様といったところでしょうか。
目が覚めると既に八幡浜に到着していました。
目的地である八幡浜には2時35分に到着しますが、5時30分まで船内で過ごすことができます。
私は電車旅を予定していて、電車の始発が5時51分だったため、時間ぎりぎりまで船内で寝て過ごしました。
5時30分、眠い目をこすりながら下船。ついに四国上陸!
さいごに
船内はとてもお洒落で清潔感もあり、快適な船旅でした。
夜行便なら夜のうちに移動できて、宿泊費も浮く。とてもお得な移動手段だと思います。
皆さんもぜひご利用してみてください。